文化・環境プログラム
「琉球・沖縄を含む地域社会の地理，歴史，文化の継承と振興に関する課題」に対応するために，現代の地域社会及びグローバル社会の直面する自然・文化・社会の相互関係に関わる課題を俯瞰的に理解し，地域が今日直面する課題を解決するための具体的な方法を，自然・文化・社会の健全な相互関係に関する高度な学識から究明し，その解決に向けて主体的に思考し，行動できる実践力を有する人材を養成します。 「歴史・人類科目群」「琉球アジア文化科目群」「島嶼研究科目群」の 3 つの科目群からの専門科目の体系的な履修によって，「地域の歴史・文化・自然環境・社会に関する高度な専門的知識を有し，自然・文化・社会の複合体として地域を捉える総合力と論理的情報分析力」と，その知識・技能に基づいて「自然・文化・社会の健全な相互関係の観点から，地域社会の持続的発展を構想し実践する能力」を修得します。
本プログラムでは、「琉球・沖縄を含む地域社会の地理、歴史、文化の継承と振興に関する課題」の解決に貢献できる人材を養成することを目指し、次のような人物を求める。
知識・技能、関心・意欲
歴史学・人類学、琉球アジア文化論又は島嶼研究の学問について一定の知識があり、入学後は専門分野を中心に総合的かつグローバルな視点をもって研究を進め、主に自然・文化・社会の相互関係に関わる課題解決の観点から持続可能な社会の形成に主体的に貢献する意欲を有する人
思考力・判断力・表現力等の能力
諸情報を的確に把握して課題を抽出し、論理的思考力と適切な判断力に基づいて課題を解決するアイディアを創出でき、それを論理的かつわかりやすく表現する能力を有する人
主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
自らの関心を大切にしつつも多様な考え方を受容する理知的な寛容さがあり、多様な領域・専門の人々と協働しながら、自然・文化・社会の相互関係の課題解決に主体的に取り組める人
プログラムの概要
| 修士論文コース | 合計 | ||
|---|---|---|---|
| 専攻共通科目 | 学際融合基礎科目 | ２単位 | |
| 専攻基礎科目 | ２単位 | ||
| 特別演習 | ８単位 | ||
| 専門科目 | プログラム 専門科目 | 最低２科目群からそれぞれ２単位以上 | １２単位 |
| 全プログラムの専門科目 又は共通選択科目 | ６単位 | ||
| 合計 | ３０単位 | ||
| 特定課題コース | 合計 | ||
|---|---|---|---|
| 専攻共通科目 | 学際融合基礎科目 | ２単位 | |
| 専攻基礎科目 | ２単位 | ||
| 特別演習 | ８単位 | ||
| 専門科目 | プログラム 専門科目 | 最低２科目群からそれぞれ２単位以上 | １６単位 |
| 全プログラムの専門科目 又は共通選択科目 | ６単位 | ||
| 合計 | ３４単位 | ||
専門科目について、学生は指導教員による修学指導を受けながら、各科目群等から受講すべき科目を選択します。
取得可能な資格
- 中学校教諭専修免許状 国語・社会・保健体育・英語
- 高等学校教諭専修免許状 国語・地理歴史、保健体育、英語
- 臨床心理士受験資格
- 公認心理師受験資格
教員一覧
研究指導・科目担当教員
- 考古学後藤 雅彦
- 文化人類学・社会人類学稲村 務
- 日本文学新城 郁夫
- 朝鮮文学呉 世宗
- 沖縄近現代史鳥山 淳
- 社会・経済地理学宮内 久光
- 水文地理学廣瀬 孝
- 環境経済学藤田 陽子
- 文化遺産学波多野 想
- 西洋史学池上 大祐
- 社会人類学神谷 智昭
- 琉球民俗学高橋 そよ
- 琉球語学當山 奈那
- 地形学羽田 麻美
- 琉球史学麻生 伸一
- 東洋史学・史料学研究前村 佳幸
- 考古学主税 英徳
- アジア史、アフリカ史望月 直人
