公共社会プログラム
「地域の社会的特色に鑑みた法・政治・社会・福祉等の公共システムにおける課題」に対応するために、現代の地域社会及びグロー バル社会の直面する社会・制度に関わる課題を俯瞰的に理解し、地域が今日直面する課題を解決するための具体的な方法を、公共的かつ平和的な秩序の維持と健全で福祉に満ちた親密圏の維持の観点から究明し、その解決に向けて主体的に思考し、行動できる実践力を有する人材を養成します。 「法科目群」「政治・平和科目群」「社会・社会福祉科目群」の 3 つの科目群からの専門科目の体系的な履修によって、「地域社会の持続可能性に向けて、公共的かつ平和的な秩序の維持と、健全で福祉に満ちた親密圏の維持という観点から、論理的に現状の課題を見つけ出す能力」と、その観点から見出される「課題に対し、その解決に結び付く社会・制度のデザイン（あり方）を論理的に構 想し実践する能力」を修得します。
本プログラムでは、「地域の社会的特色に鑑みた法・政治・社会・福祉等の公共システムにおける課題」の解決に貢献でき る人材を養成することを目指し、次のような人物を求めます。
知識・技能、関心・意欲
法学、政治学・平和学又は社会学・社会福祉学の学問について一定の知識があり、入学後は専門分野を中心に総合的かつグローバルな視点をもって研究を進め、主に社会・制度に関わる課題解決の観点から持続可能な社会の形成に主体的に貢献する意欲を有する人
思考力・判断力・表現力等の能力
諸情報を的確に把握して課題を抽出し、論理的思考力と適切な判断力に基づいて課題を解決するアイディアを創出でき、それを論理的かつ分かりやすく表現する能力を有する人
主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
自らの関心を大切にしつつも多様な考え方を受容する理知的な寛容さがあり、多様な領域・専門の人々と協働しながら、公共社会の課題解決に主体的に取り組める人
プログラムの概要
| 修士論文コース | 合計 | ||
|---|---|---|---|
| 専攻共通科目 | 学際融合基礎科目 | ２単位 | |
| 専攻基礎科目 | ２単位 | ||
| 特別演習 | ８単位 | ||
| 専門科目 | プログラム 専門科目 | 最低２科目群からそれぞれ２単位以上 | １２単位 |
| 全プログラムの専門科目 又は共通選択科目 | ６単位 | ||
| 合計 | ３０単位 | ||
| 特定課題コース | 合計 | ||
|---|---|---|---|
| 専攻共通科目 | 学際融合基礎科目 | ２単位 | |
| 専攻基礎科目 | ２単位 | ||
| 特別演習 | ８単位 | ||
| 専門科目 | プログラム 専門科目 | 最低２科目群からそれぞれ２単位以上 | １６単位 |
| 全プログラムの専門科目 又は共通選択科目 | ６単位 | ||
| 合計 | ３４単位 | ||
専門科目について、学生は指導教員による修学指導を受けながら、各科目群等から受講すべき科目を選択します。
取得可能な資格
- 中学校教諭専修免許状 国語・社会・保健体育・英語
- 高等学校教諭専修免許状 国語・地理歴史、保健体育、英語
- 臨床心理士受験資格
- 公認心理師受験資格
教員一覧
研究指導・科目担当教員
- 行政法徳田 博人
- 社会保障法高田 清恵
- 労働法戸谷 義治
- 地域研究・文化研究阿部 小涼
- 国際関係論金 成浩
- 比較政治学二宮 元
- 平和教育学山口 剛史
- 刑事法森川 恭剛
- 社会福祉学本村 真
- 観光社会学・地域社会学越智 正樹
- 身体発達科学遠藤 洋志
- 健康心理・行動学宮城 政也
- 運動指導支援論三輪 一義
- 身体運動科学砂川 力也
- 比較社会学、トランスナショナルな移動と越境、生活史野入 直美
